エベロリムスが進行腎がんを対象に認可 |
2010-01-29 Fri 20:43
「がんナビ」による情報です。
マルチキナーゼ阻害剤で血管新生阻害作用を持つパゾパニブ(製品名:Votrient)が10月19日、米国で腎細胞がんを対象に承認された。パゾパニブが承認されたのは世界で初めて。米国では腎細胞がんを対象に続々と分子標的薬が承認されており、6番目の製剤になる。パゾパニブは、日本では腎細胞がん、卵巣がん、軟部肉腫を対象に、フェーズ3試験が進められている。 パゾパニブの腎細胞がん治療薬としての承認は、フェーズ3試験で、プラセボ群に比べて腫瘍の増殖または死亡のリスクを54%減少させることを証明したことに基づいている。 このフェーズ3試験において、パゾパニブ投与群の無増悪生存期間(PFS)中央値は9.2カ月だったのに対して、プラセボ群は4.2カ月だった。未治療群に限るとパゾパニブ投与群のPFS中央値は11.1カ月でプラセボ群は2.8カ月だった。サイトカイン療法を受けたことのある患者では、パゾパニブ投与群のPFSは7.4カ月、プラセボ群は4.2カ月だった。 パゾパニブ投与患者の20%以上の頻度で発現した副作用は下痢、高血圧、毛髪変色、吐き気、食欲不振、嘔吐だった。2%以上プラセボ群より多く見られたグレード3/4の副作用は、肝機能異常、高血圧、下痢、無力症、腹痛。薬剤関連死が290人の患者のうち1.4%で認められ、2人は肝不全、1人は脳卒中、1人は穿孔だった。 (横山 勇生) エベロリムスが進行腎がんを対象に認可(2010.1.21)による |
がん医療セミナー「もっと知ってほしい泌尿器のがんのこと」の報告 |
2010-01-14 Thu 16:10
2009年12月13日(日)13時より東京ウイメンズプラザに於いて、がん医療セミナー「もっと知ってほしい泌尿器のがんのこと」が開かれました。
内容はつぎの通りです。 13:00~13:10 セミナー開会挨拶 13:10~13:20 「精巣腫瘍:近年の進歩と将来展望」 河合 弘二 13:20~13;30 「前立腺がん:近年の進歩と将来展望」 市川 智彦 13:30~14;00 「医療の立場から:患者に望むこと・知ってほしいこと」 河合 弘二 市川 智彦 亀山 周二 窪田 吉信 14:10~14;20 「尿路上皮がん:近年の進歩と将来展望」 亀山 周二 14:20~14;30 「腎がん:近年の進歩と将来展望」 窪田 吉信 14:30~15;00 「患者の立場から:医療者に望むこと・知ってほしいこと」 武内 努 改發 厚 15:10~15:50 All About 泌尿器のがん(精巣腫瘍・前立腺がん・腎がん・尿路上皮がん)もっと知ってほしい「泌尿器のがん」のこと 河合 弘二 市川 智彦 亀山 周二 窪田 吉信 武内 努 改發 厚 15:50~16:00 セミナー閉会挨拶 これらの内容についてはインターネットでビデオライブラリーとして見ることができます。 それぞれに分けてありますので、必要な項目だけ見ることができます。 上の見たい項目をクリックするとその動画を見ることができます。 全体のアドレスはつぎの通りです。 もっと知ってほしい泌尿器のがんのこと |
そらまめの会ホームページができました |
2010-01-01 Fri 00:00
みなさん明けましておめでとうございます。
以前から予告しておりましたように本年から「そらまめの会」のホームページを作りました。 そして、掲示板は2009年12月31日で発展的解消し、新たに総合フォーラムとして生まれ変わりました。 始め慣れなかったり多少不便かとは思いますが、皆さまのご意見をお聞きしながらより使いやすいサイトにしていきたいと思います。 お互い励まし合いながら、情報を交換し、少しでも長く明るく生き生きとした生活ができることを願っております。 どうかみな様今年もよろしくお願いいたします。 そらまめの会のホームページは以下の通りです。 そらまめの会のホームページ |
| そらまめの会 |
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