第3回関東地区交流会記録第17弾「6年間のがん治療の経験からの心得」その2 |
2008-10-28 Tue 16:13
第3回関東地区交流会記録 第17弾
メダカさんの講演の第16回 ●6年間のがん治療の経験からの心得 その2 ★治療、病院の選択も自分の判断で 先生の言う治療はその病院の標準治療、もしくは設備の為にそれしかできないという事。ラジオ波の施設がもしあればその説明を受けていたかもしれない。そこではなかったので、邪道だからやっても無駄と言われた。だけど、お医者さんによってはそれがあるなら、そちらがいいと言う人もいる。そのとき、選択できるのは患者です。そこでしか出来ないかもしれないけれど、他の病院で出きるなら選択肢として別の病院で聞きましょうよ。それをしなかったら損ですよ。 ★がん治療は情報戦 保険もそうです。治療はしたいけれど枠がある。だから、それを何とか患者のために、制度を変えることは簡単ではありませんが、知恵を使ってください。これは僕の個人的な意見で、長く治療しなければいけないので、お金もかかります。僕は1年で100何十万請求きていました。ただ、ラジオ波は自由診療だから戻ってきません。何十万も使っています。治療するにはお金がいる。無駄な金を使わないようにする。 今日来ていただいてぜひ覚えて帰っていただきたいのですが、この情報を知っていると知らないでぜんぜん違いますよね。がん治療は情報戦です。知っていると知らないで全然違います。 ★信頼できる医師を見つける まず信頼できるお医者さんを見つけましょう。いろんな考え方があります。僕は電話一本で相談に乗ってくれるお医者さん。納得したらその先生は疑いません。信頼します。もうひとつはエビデンスにこだわる人は信用しません。がん治療は、オーダーメイドだと思います。だから、形式ばった先生はそういう先生にはとてもじゃないけどお願いできません。 セカンドオピニオンという考え方。先生一人ではなく病院もひとつではない。必要ならば、別の先生を訪ねればよい。その中で信頼できる人にお願いする。戻ってきたときに、どの先生も同じ意見だとしたら、やっぱり最初に言われた先生に任せよう、という考え方ができると思います。 ★治療で絶対に死ぬな いいイメージはないかもしれないけれど、病気で死ぬのは当たり前です。死なない人はいません。ここにいる人は、何らかの理由で死にます。生身の身体である。いつかは死にます。でも、病気で死ぬのは分かるが、病気を治そうとしてわざわざ命を縮めるのであればやめた方が言い。副作用は出ないように、出てもそれを納得できるだけの治療効果があるかを考えるべきです。僕がいつも思っている教訓です。僕が考えた事なので、絶対ではありません。 皆さんの中で共感できる部分と出来ない部分があると思います。がんというのが出なければ出ないでよい。だけど、一度でもがんになると再発の悩みは続く。できれば長く生きたい。長く生きるためにどうしようか、という事です。 三川さんから次回の案について: がん休眠療法の情報は、ブログにまとめてありますので、よければ見てください。本もよければ買ってください。 4月に梅澤先生の本をお読みになった方で治療を始めた方がいます。6月終わりに元気になられていました。人が変わったように明るくなっていました。その方が8月終わりに腫瘍マーカーが非常に下がったとのこと。機会があれば、その方にも話していただけたらと思っています。 17回に渡った第3回関東地区交流会記録は今回で終了します。 つぎのそらまめの会は第2回大阪地区交流会が11月23日(日)に開かれます。 前回参加された方は、ぜひまたお会いしましょう。また、初めての方もぜひ参加ください。 参加申し込みは左側にございます。よろしくお願いいたします。 |
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