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そらまめの会

腎細胞癌及び腎盂癌患者とその家族の交流の会です。交流会のお知らせ及び報告、様々な情報を発信します

がんナビ通信による情報です

 [がんナビ] による情報です。

「mTOR阻害剤のエベロリムスが他の分子標的薬無効進行腎細胞がん患者の無増悪生存期間を有意に延長」

 スイスNovartis社は2月28日、mTOR阻害剤であるエベロリムス(RAD001)が他の分子標的薬が有効でなかった進行腎細胞がんを対象にしたフェーズ3臨床試験で、無増悪生存期間(PFS)を有意に延長したことを発表した。同社は米国、欧州での申請を今年後半に行う計画だ。

 PFSの延長を示したフェーズ3臨床試験は、RECORD-1(REnal Cell cancer treatment with Oral RAD001 given Daily)と呼ばれている臨床試験。28日に行われた中間解析で、プラセボ投与群に比べて有意にPFSの延長が確認されたことから、独立したデータモニタリング委員会が試験を中止させた。RECORD-1試験は12カ国で400人以上の進行腎細胞がん患者を対象に実施されていた。試験中止に伴い、プラセボ投与群へのeverolimus投与が認められる。エベロリムスは、1日1回経口で投与される。
 RECORD-1試験には、ソラフェニブやスニチニブのような、腎細胞がんを対象に承認されている治療薬の投与を受けたにも関わらずがんが進行した患者が含まれていた。さらに、アバスチンとインターフェロンの併用を受けた患者もいた。
 RECORD-1試験の完全な結果は、5月に開催される米国臨床腫瘍学会で発表される予定だ。
(横山 勇生)

mTOR阻害剤のエベロリムスが他の分子標的薬無効進行腎細胞がん患者の無増悪生存期間を有意に延長(2008.2.29)による
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この記事のコメント

ゆいさんによる追記です。

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Novartis社 プライマリーエンドポイント達成によりEverolimusの腎細胞癌第3
相試験を早期終了
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2008年2月28日、Novartis(ノバルティス)社は、無増悪生存期間の有意な延長 が途中解析で確認されたので分子標的療法に失敗した腎細胞癌患者が参加したmT OR阻害剤・Everolimus(エベロリムス;RAD001)の第3相試験(RECORD-1試験) を早期終了したと発表しました。



この記事にある『プライマリーエンドポイント達成』という言葉の『プライマリーエンドポイント』とは、簡単に説明すると、治療を評価する為の評価項目のことです。詳細は下に書きますね。


Endpoint

治療行為の意義を評価する為の評価項目のこと。
薬物動態パラメーター、薬力学的評価指標、有効性及び安全性に関連する医薬品の効果を評価するために選択された反応変数。
エンドポイントは、治験の目的に合ったもので、なおかつ、客観的な方法で評価できる項目が望ましいとされています。

臨床試験における治療行為に対して、評価項目は、死亡率、疾患の発症率、QOLの変化、副作用の発現などであり、これらの評価項目は、真のエンドポイント(true endpoint)と呼ばれます。

しかし、それらを短期間で観察評価することは難しい為、一般に治験においては、短期間で評価できる暫定的なエンドポイント、サロゲートエンドポイント(surrogate endpoint)、(代用エンドポイントとも呼ばれる)が採用されているようです。血圧、血糖値、腫瘍サイズ等です。

サロゲートエンドポイントは、臨床上重要な結果に関連づけることを意図しているようですが、それ自体が臨床上のベネフィットを測るものではありません。代用エンドポイントを使うことにより、十分合理的に臨床上の結果を予測しうる場合又は臨床上の結果を予測しうることがよく知られている場合には、主要なエンドポイントとして用いることができます。

また、複数のエンドポイント(評価項目)がある場合は、プライマリーエンドポイント(主要評価項目)とセカンダリーエンドポイント(副次的評価項目)の区別を明確にしておく必要があります。

プライマリーエンドポイントは、臨床的及び生物学的に意味のある効果を反映する項目で、薬理学的にも裏付けられた客観的評価が可能な項目です。
通常、試験の主要な目的に基づいて選択されます。

セカンダリーエンドポイントは、医薬品のその他の効果を評価するための項目であり、プライマリーエンドポイントに関連していることもあれば関連していないこともあります。
2008-03-05 Wed 21:49 | URL | 三川 #BicswzVk[ 内容変更] | top↑
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