勉強会の報告3「化学療法について」 |
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2008-03-25 Tue 18:00
第2回関東地区交流会の勉強会の報告その3です。
(3)化学療法について ポイント ★患者と医師とで薬の効く効かないの基準が違う。患者にとっては長く生存することが重要 ★薬の効き方には個人差があるので、自分で考えるべき(医者まかせにしない。医者は資料に従って標準量を投与するだけなので、自分の適量を考えないといけない) ★医者は標準(保険内)の治療だけをみている。保険外で治療方法はあるが、知識がないと意見もできず、手を打つこともできない。 ●奏効率 (PR+CR)÷治療患者数*100% PR:パーシャルレスポンス:癌が画像で半分に縮小し、4週間以上継続 CR:コンプリートレスポンス:癌がなくなり、4週間以上継続 ・以上の定義においては、4週間ののち、癌が増大し、延命できない場合も有効と判断され、徐々に増大しつつも長期延命の場合は効果なしと判断される。 ・進行していない不変状態も効果ありとはされない ★薬が効いたかどうかは患者が生きているかどうかとは違う。患者にとっては長く生存することが重要。効く効かないの基準が医師と患者で違う。 ★薬の使い方で医師と患者でギャップがある。 医師は患者の身長と体重から算出される標準量を入れる。個人差を無視してしまう。 抗がん剤は基本的に毒。死なない程度の量の薬を入れている。入れるほど体は弱る。 ●メダカさんの例(分子標的薬+抗癌剤) (1)172cm,77kgで1920mm 白血球量:4500->1280 ・ノイトロジン注射(白血球を増やす薬)3日後に6800に戻る ・関節がぎしぎしする (2)医師と相談し、量を減らした 10日後、1500。白血球は2400 (3)1週間後、1500。白血球は1780 (4)現在は2週間間隔で、950。白血球は2300-2400 メダカさんの適量は標準値の半分だった。 標準値からではなく、半分の量から始めたかった。 (メダカさんの例は病院内治験。インターフェロンより副作用なし。手足の副作用はある) ★大量の抗がん剤の投与に疑問。苦しむ人たちをいままでたくさん見てきた。全員が効くわけではない。 ★アメリカの2000年の調査では、胃がんの抗がん剤(TS1)の平均寿命は抗がん剤を投与した人としなかった人で4.5ヶ月しか違いがなかった。「間違いだらけの抗がん治療」(梅澤充氏)参考 ●抗がん治療に関するおすすめの本(購入は左側からできます) ・「がん休眠療法」(金沢大 高橋豊助教授)、「間違いだらけの抗がん治療」(梅澤充氏)がお勧め。 ・「がん休眠療法」では、中間量から始めて、3回やると自分の適量がわかるということが説明されている。また効かなくなったときに他の薬を試していくことができる(三川さん) ■ちょっと幸せさんからのコメント ・医師は病気はみているが、人をみているわけではない。 ・抗がん剤治療に関しては専門家でないことが多い。資料をみて量を決めているだけなので、メダカさんの言うように自分で考えていく必要がある 質疑応答: Q:薬を適用する順序は? A:現状では保険診療の順になってしまう Q:術後、検査だけになっているが、心配。予防的な薬はあるか? A:(メダカさんの場合は)予防的にはしていない。ただ画像診断で早くみつけ、出たら何をやるかを決めている(例:肺に出たらラジオ波で焼くなど)。 自分の場合はインターフェロン、インターロイキンは効かなかった。現在は20数箇所転移しているが、こうして歩いたり、動いたりできる。他に免疫療法などもある。 ・新薬についてはグループ討議の時間に必要なグループで紹介する(メダカさん) |
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