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そらまめの会

腎細胞癌及び腎盂癌患者とその家族の交流の会です。交流会のお知らせ及び報告、様々な情報を発信します

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第2回名古屋地区交流会報告その2 肺転移の場合

そら豆の会 第2回名古屋地区交流会 その2 肺転移の場合

 今日の説明は私(メダカさん)の経験に基づくもの(今日の資料の治療のほとんどを試したことがある)ということを理解してほしい(各人の状態によって違うし、専門家の意見でもないことを留意してほしい)

■肺転移の発見と治療
・血行性転移というタイプがあり、血の中に流れていって着床するもの。血流の多いところに集まる。肝臓や肺が該当する
・肺や肝臓は定期検査のCTでとることが多いと思う。検査期間は自分で決めること
・資料の写真はメダカさんの肺転移したときの画像である。14mmで明らかに丸い影がある。(5mm以下の場合は誤差のケースも多い。10mm以上で転移の可能性)
・転移した時点で医師の態度が変わる。肺転移の場合、泌尿器科では治療できないので他科(呼吸器外科など)に変わることになる

●手術
・肺はいくつかのブロックに分かれている(資料3ページ目)。
・転移した箇所だけをえぐって摘出することはできず、ブロック単位など広い範囲を摘出することが必要になる。そうなった場合、摘出した分の肺活量が失われ、日常生活等に影響する。リスクは高いといえる
・目で見るのでラジオ波に比べ、見落としが少ないのと、転移に関係するリンパ節も共にはがす処置をするので、その分転移を予防できる可能性がある
・私(メダカさん)の場合14mmのものをとるには左肺の1/3は切除が必要で、かなりのダメージになるため、ラジオ波を検討した。

●ラジオ波
・私(メダカさん)の場合、外科手術をやめ、ラジオ波を検討した
・治療は全体で1時間程度。焼く時間は10分ぐらい。部分麻酔をする
・肺をとるリスクがない点がよい
・ラジオ波は高度先端医療になる。その場合は混合診療が可能になる(ラジオ波と他の保険医療の組み合わせ)
・ラジオ波の短所としては、手術のように直接見ないので見落とすことがある(私(メダカさん)の場合は半年後にリンパに転移した)

◎手術とラジオ波。どちらがよいかは考え方次第。私(メダカさん)はラジオ波で焼いてよかったと今は思っている。

●多発性の場合
・多発性で両肺に出た場合には手術はできない
・ラジオ波は可能。
・抗がん剤を使うことが多い。インターフェロン、インターロイキン2は肺には効くといわれている。ただ、副作用と費用の問題が大きい。
1ヶ月120万円、高額医療を適用しても窓口で9万円程度払う必要がある
・ネクサバールの場合は1ヶ月26万円。1日4本(朝2、夜2)。2週間で1週間休み(きつい場合は1週間のみ、一週間休み)

●放射線治療
・リスクが高い
・腎癌は放射線に対して耐性があるようで、効果が低い(乳がん、胃がんに比べ)
・肺の表と裏と両方あてることになり、正常な部位も組織が固くなってしまい、機能が落ちる
・やっている人はあまりいない
・治療の痛みはなく、はれたり赤くなったりする。脱毛は3ヶ月から半年で治る

・新しい機械もでてきている。
・「トモセラピー」CTのような機械。45度、90度など複数の角度から転移した部位のみあてるので、リスクが低い。保険適用できる
・「ノバリス」保険適用なし。
・「サイバーナイフ㈼、㈽」㈼は首から上だけだったが、㈽からは全身が対象になった

◎参考資料
「肺がんハンドブック」原発肺がんのものだが、参考になる

■質疑応答は続きを見て下さい。
■質疑応答(Q:質問、Q:回答、C:コメント)

:主治医にラジオ波について要望したのだが、外科と変わらないし、保険きかない(肝臓癌のみ適用)。紹介もしてくれなかった。HPにもなかなか情報がでておらず、探すのが難しい

:厚生労働省のHPに高度先端医療の情報がある。RFA(ラジオ波焼やく術)。全国でも数件程度。岡山大が300例と最も症例数が多い。RFA談話会ではどの病院がどのような治療をやっているかが出ているが、患者が集まりすぎてしまう恐れがあり、公表したくないようだ。

自分は国立の大学病院でラジオ波をやった。一日にさばける患者数は多くない(7人ぐらいか)。最初は外来を予約するのも大変。予約がとれるのが2週間先で予約ありでも3時間待ち。結局自分で努力して情報や病院をさがさないと駄目。あきらめたらだめ。結局自分で何とかしたい人だけが治療を受けられる

情報を探す方法としては、
1. 経験した人をさがすこと
2. 読売のHPに医療関連情報が比較的詳細にでている
3. 月刊がん、日経BPなどのHPや書籍を自分で読んでさがす

:自分はある大学でラジオ波を検討した。外来に行く前に、事前に現状の写真や資料をすべて宅急便で送付し、診察を受ける許可が必要。大学でもCTを撮りなおした。結果的に腫瘍の位置の問題もあり、適用できなかった。患者が非常に多く、治療を受けられる条件がきつい。

:関西の病院も。メインは肝臓転移だが、近々腎臓も適用対象になるかもしれない。片腎の再発に効果あるので。
病院によって治療を受けられるかどうかの条件、壁が違う。ある病院ではだめでも別の病院ではOKという方もいた。

:地方の大学でラジオ波をやる可能性はありそうか?

:なさそう。病院が申請するかどうか。治験の対象となるため、報告義務ができてしまう。自分の場合は院内治療であり、自主研究という治験に参加している(治療費ただ。入院費はかかる。但し、リスクあり)
ただ、ラジオ波も実績がでてきており、呼吸器科の先生も認めてきている。10~20年後はまた状況が変わるかもしれない。
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