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そらまめの会

腎細胞癌及び腎盂癌患者とその家族の交流の会です。交流会のお知らせ及び報告、様々な情報を発信します

第2回名古屋地区交流会報告 その3 骨転移の場合

そら豆の会 第2回名古屋地区交流会 その3 骨転移の場合

 今日の説明は私(メダカさん)の経験に基づくもの(今日の資料の治療のほとんどを試したことがある)ということを理解してほしい(各人の状態によって違うし、専門家の意見でもないことを留意してほしい)

■骨転移に関して
・愛知がんセンターの資料によると、骨転移するがんの種類は、
肺がん19%、乳がん18%、前立腺がん7%、腎癌7%、と、腎癌も骨に転移しやすいと言われている
・1998年の調査では、腎癌の転移先の31%は骨だった
・多い場所としては(愛知がんセンター資料)、背骨39%、骨盤17%、大腿骨18%、上腕骨7%、頭蓋骨1%、あばら骨5%。
・ひざから下、ひじから先は転移しにくいといわれているが、ないわけではない。
転移はどこにでもする
・痛みから始まることが多いが、痛みのない場合もある
・背骨や骨盤骨が多い。

◎骨は命には関わらない。但し、生活の質に影響する(痛かったり、骨折したりする)
命に関わらないし、早期ならばひどくならずに生活できる。

・CT、骨シンチ、PETで検査する
・骨折でみつかることもある
・あやしい場合はCTで検査すべき

●骨シンチ
・100%わかるわけではなく、70%程度の人がわかるようだ。
・体内に放射線物質を入れて炎症箇所に集まる性質を利用し検査する。体質によって素通りしてしまうこともある。
・溶解性骨転移と、変形するタイプとがあり、腎癌は前者であり、骨シンチでみつけやすい(前立腺がんは変形するタイプ)
・骨シンチの検査は半年に一回程度でよいと思う

●外科
・整形外科的治療で、人工骨や自分の他のところからの骨を入れる。
・手術してしまえば、その箇所には再発しない
・リハビリが必要になったりというリスクはある

●放射線治療
・リスク少なく、痛みがとれる。但し一回限りで、再発の場合は再度の放射線治療はできない。骨が死ぬリスクもある。
・また1%程度だが、この治療自体で原発の癌になる可能性がある

●ラジオ波
肺転移と同様だが、現状では治験のみ

●ゾメタ
・乳がんの骨転移の治療薬
・なぜゾメタが効くか
がん細胞のうち、血行性で血に溶け込んで骨にはいるものと、破骨細胞から骨につっくくものとがある。後者の時に、ゾメタは破骨細胞の働きを止めるため、効果がある
前者タイプの場合は効かないので、全員に効くわけではない。
・放射線とゾメタの併用も多い
・ゾメタによって痛みがなくなるが、再発しても痛みがないので気がつかないことがある

●メタストロン
・痛みをとるのに有効性が高い
・放射性物質を体内に入れ、薬の集まるところで骨をつくるのを遅らせる
体の中から治すタイプ
・3~6ヶ月で痛みがとれる
・但し、腫瘍をとめるものではない
・多発性の場合の痛みをとるのに有効
・利用可能なのは骨シンチのある病院のみ
・副作用としては、白血球が下がること。2日間は体内からでる放射線(衣服、排泄物)に注意が必要。家族がいる場合など洗濯やトイレに配慮が必要

◎骨転移は選択肢は少ない(放射線、手術、薬)が、命にかかわらないので、早期に見つけてひどくならないうちに治療すれば生活の質を維持できる

◎参考資料
「肺がんハンドブック」原発肺がんのものだが、参考になる

■質疑応答 は続きを見て下さい。
■質疑応答(Q:質問、Q:回答、C:コメント)

:手術後骨シンチをしてある箇所に出た。医師には骨折した箇所などにも出るといわれ、再度検査したら同じ箇所が出た。痛みはないのだが。
:痛みは出る人、出ない人いるので、痛みの有無は参考にならない。ただ、ぶつけただけでもでる。怪しい場合は造影剤CTで検査し、黒くつくかどうかみること。
(血流があれば造影剤がはいるので、ぼんやりではなく、黒く写るはず)
また、大きくなるかどうかもポイント。最終的には生検。

:主治医から骨シンチのことを言われたことがないのだが。
:CTで主な場所は検査しているので、医師としては余計な検査を増やさないという心理もあると思う。また病院に骨シンチがなければ検査の話もでてこないはず。
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